2018/5/25
個別指導塾の選び方

今回は、たくさんある「個別指導」の塾について書きたいと思います。
アールディムにも、塾を探している方からのお問い合わせで『そちらは個別指導なんでしょうか?』とよくいただくのですが、個別指導という言葉は非常にクセ者で塾によってその内容が全然違うんです。
★授業でみっちり講義タイプ
一番多くイメージされるのがこのタイプかもしれません。家庭教師的なイメージでしょうか。先生が横や前に座ってホワイトボードなどにポイントや解法などを書いていき、生徒はそれを目の前で聞いている感じです。
学校の授業は「全員に」向けて授業がされますが、このタイプの個別指導は「あなただけに」向けて行われますから、わからないまま先に行かれるという心配はありません。
先生も教えている生徒の様子を見ながら授業を進められますから、つまづいているところで止まったりじっくりていねいに進めることができます。
このタイプは、「わかること」に比重を置いています。勉強そのものや特定の科目に対して見ただけで拒絶!など本当に自分では勉強を進められない人には向いているかもしれませんね。
ただ、デメリットとして遅れていくことは避けられません。人よりゆっくりじっくり進むのですからどうしても1つ1つに時間がかかりますし、わかったものを「できる」に変えないまま、わかるに満足してどんどん進んでしまうこともあり得ます。
決まった残り時間で多くのことを習得していかなければいけない大学受験には不向きかもしれません。
★問題演習が中心、わからないところ解説タイプ
このタイプは比較的指導人数の多めの個別指導塾によくあります。その単元に対して、最低限のポイントや要点を先生から教えてもらい、じゃあこれやってみよう!と問題演習が中心の授業です。答え合わせ⇒先生が理解度や出来ぐあいをチェック⇒できていないところの解説や補強、といった感じです。
みっちり講義タイプは「わかる」を授業でより感じられることが目的ですが、問題演習タイプは「できる」に比重が置かれていますので、自分で解けた!という達成感などはより得やすいですね。
デメリットは、できていないところの補強が先生だのみになってしまう可能性があることでしょうか。わからないことはなんでも先生に聞く、がクセづいてしまうと自分で勉強していてわからないものがあっても、先生に教えてもらう以外の解決ができなくなってしまいます。
通塾日は通塾日でカリキュラムがありますので、塾に行く日に全部聞いてきなさい、は時間の問題上どうしても難しくなります。
★一人で進められる勉強法と学習管理タイプ
最近少しずつ増えてきたタイプで、一般的な”個別指導”のイメージとは一番離れているかもしれません。
一言で言ってしまうと、授業なんてイラナイよね、というタイプです。
新しいことを学ぶにしても、復習するにしても、先生に講義してもらわないと絶対にできないことではありません。ただ、講義してもらうと気持ち的にラクなだけで、やろうと思えば世の中にある素晴らしい教材や動画などを駆使していくらでも自分でやれる時代です。
問題演習にしても、問題を解くなら塾の教室じゃなくてもできますし、答え合わせ⇒できていないところの勉強し直しも自分でできる勉強法をもっていれば「先生に聞かないとできない」もありません。
なので、知識を教えてもらったり、問題を解いたりなら別にそれ授業じゃなくてもええんちゃう?ってことで『一人で力をつけていける勉強法を教え、いつまでに何をするのかを一人ひとりに細かく管理してくれる』個別指導と言えます。
メリットは、自分で進められる力がつくことによる最短での学力アップが見込めることです。また、いちいち教えてもらわなくてもできる勉強法と学習管理のおかげで塾に行く日しか勉強しないということも起きません。
デメリットは、何でも教えてもらわないとできないという受け身の姿勢の生徒にはまったく効果が見込めないことです。いかに自分でできるようにするか、のための塾なので何でも先生にしてもわおうという気持ちだとうまくかみ合いません。
何をいつまでにどうやってするのか、がはっきりしていればどんどん学力を自分で上げられます。
何十コマもかけて解説されることでも、勉強法を確立させて自分でやれば半分以下の時間でやれます。
授業でみっちり解説してほしい、という人のご期待には応えられませんが、
・何をすればいいのか
・どうやってすればいいのか
・どれだけすればいいのか
・気持ちと集中をつくる環境
がほしいという人には最適な塾です。
ピン!ときた人はぜひ無料相談へお越しください!
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