高1生必見!文理選択はどうすればいいの?

◆文理選択ってなに?

文理選択は、自分がいわゆる「文系」か「理系」のどちらに進むのかを決めることです。一般的に高校1年生の秋冬までに選択を決め、高2の4月からそれぞれに分かれた授業が始まります。

文系と理系という言葉は聞いたことがあると思いますが、どうやって選んでいいかわからないという声も多いですね。

『自分は数学が苦手(キライ)だから文系しかない』などのように、イメージで選んでいる人も多いです。

文理選択は、科目の得意不得意や好き嫌いから「自分は〇〇タイプ!」のように選ぶのではなく、本来は【どういう分野を学ぶのか】を考えましょうという方向性を決めるものです。

ただ、実際には大学受験の科目をどうするか・高校の授業科目をどうするかといった科目選びとしてしかガイダンスされないことも多く、しっかりと自分の将来を考えて選べている高校生は少ないのが実情です。

 

◆高1の夏休みにしっかり考えよう!

学校によって誤差はありますが、だいたいが高1で突然「文系と理系どっちにする?」という用紙が配られて希望を提出しなければいけません。

(夏休みまでに最初の希望調査があり、10~11月ごろに最終希望調査が行われることが多いです)

最終提出の前にあわてて考えようとしても、普段の学校生活の中では自分のことをゆっくり考えたりすることが難しく、そのまま時間が過ぎて結局科目の好き嫌いイメージで『とりあえず〇系で・・・』になることがとても多いです。

なのでおすすめは高1の夏休みに自分のこれからをしっかり考え、方向性を決めておくことです。

夏休みなら、よほどハードな部活に所属していない限りは時間の余裕があるので絶好の機会になります。

また、塾や予備校などに通っている人はそこで先生に相談したり、実際に大学のことについて調べたりの時間も取ることができます。

 

 

◆文理選択の考え方は?

文理選択の考え方のポイントは、どうしてもベタな言葉になってしまいますが、

『将来自分はどんな仕事に就きたいのか』

を考えることです。

「そんなんまだわからんし・・・」という言葉が返ってきそうですが、わからなくてもいいのです。

わからないからこそ、たくさん考えて、調べて、人の話を聞いたりして、また考える、といったことを目いっぱいしてほしいのです。

 

すべての職業が文系・理系とはっきり分かれているわけではありませんが、最初に書いたとおり【方向性】を考えるためのものですから、まずは将来どういうことをしたいのか、興味がある職業があるなら、それってどうやったらなれるの?と「調べる」ことから開始するといいでしょう。

また、文系じゃないと・理系じゃないとと決まっている職業もいくつかあります。

 

<文系じゃないと就けない職業>

「臨床心理士」「カウンセラー」などの心理学系職業や博物館で働く「学芸員」

 

<理系じゃないと就けない職業>

「医者」「獣医師」「歯科医師」「薬剤師」などの命を預かる仕事

これらは、「この学部での単位がないといけない」と決まっているものが多いので、自動的に自分が進む学部が決まっている=文理選択が決まっていることになります。

科目の好き嫌いなどで選んでしまうと大変な遠回りになってしまいますね。

 

◆なりたいものが難しい!人は

職業って言われてもピンとこない!自分が何に向いているのかとかもわからない!という人は、【興味のある分野】から考えてみるとよいでしょう。

建築に興味がある、とか世の中の流通のしくみってもっと勉強したい、とか自由に考えて、それを学べるのはどんな学部や学科なんだろう?と調べてみたり先生に相談してみると方向性が見えてくるかもしれません。

 

これは大学選びにも通じることですが、「自分てそんなこと考えてたんや」「前はナイと思ってたけど、よく考えればアリやな・・」など自分についていろんな発見があります。その上で、どう進学していくのか、どんなコースに進むのかを順番に考えていくといいですね。

一度決めたからといって将来が決まるわけではありません。将来の目標が変わっても全然OKです。また、将来の目標がないとダメだということもないです。

 

夢をもちましょう、ともしかしたら言われてプレッシャーに感じている人もいるかもしれませんが、いま見つかっていなくたっていいのです。

ただ、【自分のこれからについて深く考えてみる・調べてみる・人と話してみる】ということをたくさんしておくことが大事なのです。

最初に書いたように、数学ができへんから文系しかない、と自分の可能性を最初から削って考えることはモッタイナイです。

自分のしたいことに数学が必要で、テストや成績のためじゃなく、”なりたいもののため”に数学を一生懸命勉強してみたら逆におもしろくなった、ということは珍しくもなんともないのです。

 

文理選択自体は、学校ではもしかしたら希望コースを選んで出せで終わるかもしれません。でも、それを【自分について深く考える】機会にした人はきっと良い方向へ進んでいけると思いますよ!

 

 

◆R-dimはいつでも相談受付中です!

自分の考えがまとまらない、いろいろ調べてみたけどよくわからない、周りに相談できる人がいないという人はぜひR-dimへ相談に来てください。

R-dimは大学受験専門塾ですが、ただ受験のためだけに勉強させる塾ではなく、今回の文理選択や学部選択などを考える機会をたくさん作っています。

なぜなら、「何のために頑張るのか」という目的の強さがそのまま勉強へのモチベーションにつながり、モチベーションの大きさが努力量につながりますから、大学受験合格のためには絶対に考えるべきことだからです。

 

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