現高2生の受験から実施される「大学共通テスト」。
学校などでもガイダンスが行われているとは思いますが、まだまだ未決定な部分もありますので、自分からしっかりと情報を収集しておく必要がありそうです。
大学共通テストについて
(大学入試センターのHP)
各大学も、動きを見せてきています。
青山学院大学は、2019年10月8日付にて以下の2021年度入学者選抜の詳細を公表しました。
今回は例の1つとして、どのように変わっているのかをご紹介したいと思います。
◆実施される入学者選抜の種類・名称
①一般選抜(個別学部試験)
②一般選抜(全学部日程)
③大学入学共通テスト利用入学者選抜
④総合型選抜(公募制の各入学試験)
⑤学校推薦型選抜(学校長の推薦を伴う各入学試験)
◆大学入学共通テストが全員必須??
青山学院大学の2020年度の個別学部試験以下の通りになります。
[大学入学共通テストを併用する方式]
経済学部を除く全ての学部
[大学入学共通テストを併用しない方式]
経済学部、文学部・理工学部の一部
さらに英語資格・検定試験は総合点の一部に加点する学部や出願資格として利用する学部もあります。
◆どんな問題が出るの?
まず国語と数学Ⅰで記述式の問題が出されることが大きな変更点です。
さらに英語ではリーディングとリスニングが各100点の配点になります。
そして、出題内容も
・文章・図・資料などから必要な情報を読み取る
・読み取った情報を比較したり組み合わせたりして課題を解決する
・社会生活や日常生活の中から課題を発見し、解決方法を構想する
などの問題になります。
つまり考え・表現することを日常的にしているかがポイントになってきます。
◆ただ勉強しているだけでは身につかない
今回はMARCHの中のひとつ、青山学院大学について紹介しましたが、関東だけの話ではなくいずれは関関同立でも導入されるかもしれません。
前述のように大学入学共通テストは今までのセンター試験と違って記述式の出題もあり、「思考力・表現力」が求められます。
しかしそれらは自然に身につくものではなく、普段の生活の中でトレーニングすることで鍛えられていきます。
◆アールディムではこれが身につく
アールディム生は1日の終わりに
・目標に対し順調なペースか
・時間の使い方は適切だったか
・どこをどうすればもっと良くなるのか
などを毎日考え、それを記録(表現)することを習慣化しています。
つまり正解がないことについて考え続け、それを自分の言葉で表現することを日常的に行っています。
学習を通してこれらを繰り返すことで、偏差値の伸びが大きくなるだけでなく、新テストで問われる思考力・判断力・表現力の強化にもつながります。
◆高2のうちから動き出そう
共通テストに限らず、大学入試制度が変更になっているのには背景があります。
学力さえあれば合格できる、受験勉強さえすれば合格できる、といった評価基準はこれからの時代に向かない
というものです。
高3になったら受験勉強というこれまでの考え方を改めて、最初から・普段から目標をもって努力を積んでいる人を評価したいという考えから来ています。
ですから、高3になってから・クラブを引退したら、じゃ遅いのです。
だからこそ今すぐに準備を始めましょう。
まだ高2だから・・クラブもあるし・・
という思いこみを捨てて、どれだけ早く開始できるかがカギです。
まだ高2だから、じゃなくて「もう高2」ですよ!
意欲はあるけどどうしたらいいの?という方はぜひ無料相談にお越しください!