新入試で知っておいてほしいこと②

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新入試で知っておいてほしいこと①に続き今回は学力の3要素についてお話します。

社会で自立的に活動していくために必要な「学力の3要素」をバランスよく育むことが重要です。

高大接続改革は、社会に出たときを見据えての高大での学びを連結しようというものですので、大学としてもこれまでの人物評価を変えていく必要があります。

それが、「入試を変える」ということです。

 

◆学力の3要素

入試を変える方向性として、文部科学省がきちんと示しています。

学力の3要素とは以下の3つです。

 

①知識・技能の確実な習得

②(①をもとにした)思考力、判断力、表現力

③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

 

つまり入試もこれを問うものになるわけです。とはいっても勉強と言えばやはり受験をイメージするような「たくさん覚えてたくさん解く」のようになってしまうわけです。

でも、それは3要素のうちの①でしかないということなんですね。

 

◆高校ー大学ー社会の3者に「学力」の横軸を通すイメージ

高大接続改革であくまで見据えるのは”社会に出たときにどうであるか”です。

大学に入るための勉強(入試のための勉強)ではなく社会で自立して活動していけるための学力を身につけましょうと明確に示されています。

 

 

だから大学入試も3要素を問うものでなければ意味がないのです。

センター試験も含めて、これまでは①知識・技能を求める入試がメインでした。

大学の個別試験で小論文や面接を課す大学もありますが、ほとんどは①で合否を決めている大学が多いです。

 

だから②や③も問う試験にするために入試も変えなければいけません。それが大学入試改革です。

 

◆「社会は暗記するだけ」という思い込みは危険!

 

「覚えるだけ」と多くの人がイメージする社会も・・・

 

 

 

 

社会は暗記するだけ!と言う人の多くは①をイメージしています。

問題集でカバーできるのは、②の記述ぐらいまででしょう。

 

③のように「正解がなく、主体的に自分を主語にして考え、答えを出していく問い」には教科書や問題集でどうにかなるものではありません。

詰め込んだら解ける、ということを防いで普段から学力を高めているかどうかを測るには、①の比重を減らして②や③を多くするのは当然の流れなのです。

 

 

◆アクティブラーニングから「主体的・対話的で深い学び」へ

②の力を問うならマーク式より記述式が適していますが③の力ならば小論文やグループ面接などが適しているでしょう。

今までの試験にマーク式が多かったのは①を問うだけの試験が多かったからです。

 

“マーク式から記述式に入試が変わる”という認識は間違いで、

①〜③すべての力が問われるようになる

という認識が正しいのです。

 

では、②や③の力をどうやって鍛えるの?ということで登場したのがアクティブラーニングです。

しかし、こういった背景をよくわかっていない先生が、形だけをそれっぽくした授業をすることが学校現場で多発しました。

 

みなさんの学校でも突然先生が講義をしなくなりディスカッションや班での調べ学習・発表の授業になったということはありませんか?

学び方は新入試を見据えているのに、肝心の目的や本当の意味を誰も分かっていないまま手法だけが先走り、「これって意味あるのかな?」と感じてしまっている…。

 

そういったアクティブラーニングのイメージを払拭すべく、いまは

「主体的・対話的で深い学び」

と呼ぶようになっています。

 

◆一朝一夕でつく力ではない

主体的・対話的で深い学びはすぐに身に付くものではありません。

先ほどの学力の3要素別の日本史の問題でもわかるように、③の

「もしあなたが豊臣秀吉ならどう考え、どう行動するか?」という問い。

 

教科書を読み、教材を暗記して過去問を解けば答えられる問題でしょうか?

 

知識は不要、覚えなくていいということではありません。

 

豊臣秀吉として考えるならばまずは彼について深く知る必要があり、①は絶対に必要です。

「なぜそうなったのか?自分だったらどうする?」というものを、①を基として考え、表現する。

つまり、何か直前に対策をしたらすぐできるようになるものではなく、

普段からそういう思考で考える習慣があるかどうか

なのです。

 

◆「勉強」=「知識をつける」だけじゃない!

勉強=先生の話を聞いて黒板に書かれたことをノートに写し、問題集を解けるようにすること、と思っていてはこれからの入試に対応できません。

 

大学入学共通テストに記述式を導入しようとした狙いは、②や③の力を共通テストで問いたかったからです。世間の反応などから来年度は見送られましたが、だからといって従来の入試が継続されるわけでもありません。たとえマーク式のままであっても、出題のしかたを工夫して力を測ってくると思われます。

 

②なら問題集などにある記述問題でも練習できるかもしれませんが、③の主体・協働・多様性はいまの学び方では限界があります。

 

よってこれからの入試は①②③をきちんと高めて来た人が合格するようになっていくでしょう。だから成績のためではなく、先を見据えた本当の学びをしていくべきなのです。

成績・偏差値のためだけの従来の”必勝勉強法”などは、今後どんどん意味をなくしていきます。

 

◆何から始めればよい??

アールディムは、入試が変わるよりもずっと前から、①〜③についてを高める取り組みをしてきています。

 

それは、受験のためだけの塾ではなく社会で活躍する人づくりが目的だからです。

 

開講当初は、「塾なのに勉強じゃなくこんなことするの?」というようなイメージも少なからずありましたが、大学入試改革で何を高校生に求めるかがはっきりと打ち出されたことで、少しずつ私たちのしていることが理解されてきてきていると感じます。

 

もし、何をどうしていいかわからない、となっているならぜひお越しください!

他の塾・予備校がこれから変化しなければいけないのに対して、私たちならもっとお伝えできることがきっとあると思っています。

 

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