本気で行きたい大学へいく

説明されるのは好きじゃない。だからココがよかった

◆豊島高校 筏井亮佑くん◆
近畿大学 理工学部合格

 

────どうしてたくさんある塾や予備校の中からアールディムを選んだのですか?

最初は母親が見つけてきてくれました。
「新しい塾やし、実績つくらないといけないやろうから他の塾より一生懸命やってくれるんじゃない?」
と言われたからっていう理由です。すみません(笑)

 

小学校のときなどはいわゆる普通の塾に通っていたんですが、一番ストレスだったのがわかることもダラダラと解説されることで・・・

時間がもったいないなと感じていましたし、僕はどちらかと言うと自分でとことん考えて、謎が解けていくことでやる気になるというかそういうやり方のほうが向いているなと思ってたので。

家庭教師もつけてもらったことがあるんですが、やっぱり長々と説明されるのが苦手で。

 

アールディムは授業はしないと書いているのを見て、これ自分が求めてるやつや、と思いましたね。

 

 

────自分でするほうが伸びると感じたのはどういうきっかけだったのでしょうか?

理系科目でならまだ意味がないこともなかったんですが、文系科目に関しては解説されたところで「だから何・・・?」って感じになってしまって、時間の無駄と感じたからですね。

それよりも、用法やルールなどを参考書から見つけて、こういう使い方もあるのか!と発見したほうがより理解が深まりましたし、退屈な勉強にならなかったので。

 

自分にはそういうやり方のほうが向いているなと前からわかっていました。

 

 

────第一志望は最初から決まっていましたか?どうしてその大学に行きたかったのですか?

きっかけは高校受験を一緒に頑張っていた中学の時の友達が「中学ではあんまり勉強をしていなかった分、高校では勉強を頑張って良い大学に行こう!」と言ったことです。

そしてその友達が言った大学が近畿大学でした。「じゃあ近大目指してみよっかな・・・」最初はそんな感じでした。

 

高校は別々のところに行ったんですけど、友達と一緒に目指すというのもモチベーションにつながりました。

僕の高校は指定校推薦の中に理系学部はほとんど無かったので、自分で頑張るしかないと思ってオープンキャンパスに行ったり大学について調べたりしました。

 

僕は昔から教師になりたいと思っていたので、大学を調べるうちに、もっと近大に行きたいと思うようになりました。

 

 

────受験勉強を含め、なぜそんなに努力できたのですか?

中学の時はあまり勉強していなくて周りにばかにされたこともあったんですけど、高校に入って最初のテストで頑張ってみたら1位になれてみんなからチヤホヤされたからです(笑)

それがきっかけで、高校ではしっかりやってみようかなと思って頑張り始めました。

 

あとは、僕のことを「倒すぞ!」と思ってくれる人が出てきたことです。単純にそいつに負けたくなくて余計にやる気になっていましたね。

 

評定のことは正直よく分かってなかったです(笑)
だから成績のために頑張っていたんじゃなくて、もっとこう、自分の中でのこだわりというかそういうものが動機になっていたと思います。

指定校じゃないからとかは関係なく「とりあえずやろう。やって損は無い」と思ってしていました。

 

 

 

────アールディムに入って勉強への意識・勉強のしかたはどのように変わりましたか?

入る前は英単語とかをなんとなくしていましたが、入ってからは近大に行くためには何をやればよいか、自分の学力だと何から始めてどこまですべきかはっきり分かったことがよかったですね。

これをどこまでできるようにすればいいのかってゴールが見える感じでした。

 

受験のことを知らなかった時は、このままコツコツやっていればまあ合格できるだろうとなんとなく思っていたのですが、アールディムに入ってから始めた基礎参考書が全然できなくて「まだまだ足りない」とはっきり分かったことも大きかったです。

 

 

────モチベーションの維持と時間の使い方はどのように意識していましたか?

モチベーションは早いうちから赤本を買って問題を見ていましたね。
赤本は、高2の1学期に『受験勉強を頑張ろう』って思った時にすぐ買いました。

高校受験の時もそうだったのですが、僕は赤本をやることでできていること、できないことを感じられてそこから勉強に身が入るのでそういう使い方をしていました。

 

僕は高校生活も楽しみたかったので「高1はある程度は頑張りながら受験を頑張ったごほうびで学校を楽しんで、高2からは切り替えて勉強に集中しよう」と決めていました。

あとは友達に「俺、近大行くわ!」って言ってましたね。周りに宣言することもモチベーションになりました。言ったからにはもう絶対やるしかない、みたいな。

 

そういう意味では勉強そのものに対するモチベーションは最初から問題なかったかもしれません。アールディムでもそこに関する心配はないと言われました。

 

時間については、学校の授業でも国語や社会のような受験に必要ない科目のときに自分の必要な勉強をしていました。授業を聞くより有用だと自分で判断して効率的に使っていました。

もちろん息抜きもしてました。友達が部活終わってから家まで来てくれてちょっと喋る、みたいなことはしてました。

 

息抜きをしたあとで「うわ、遊んじゃった。頑張らないと…。」ってあとから感じてきて余計にやらないとって感じて集中できたり。

遊ぶことが悪いとかじゃなくて、時間を無駄にすることがダメだと思います。

 

眠気については帰ってきてすぐに20分ぐらい仮眠して夜まで頑張ってました。いちばん大事な時間帯に眠くなると集中できないのも良くないと思っていたので。

 

 

────大学受験を振り返って、これが成功したポイントだと思うことを教えてください

2週間分ぐらい「今日はコレとコレ、明日はコレ…」と決めて自分で計画を紙に書いて作ってましたね。何事も初めから決めておかないと心配性なので(笑)

そこから毎日は「その日の目標を日誌に書く」はしてました。やるべきことを書き出しておいて、終わったら消していく感じで。
量もギリギリ終わるかな…ちょっとキツイかな…ぐらいの量に設定してました。

先のことを考えるというのは受験勉強で身についた習慣だと思います。

 

あとは、最初から深く考えすぎないということです。

具体的には化学は最初に照井の解法カードをやったときに「これってどこがどう意味あんのかな…。」と思いながら勉強してたんですけど、その後やった問題集が全然解けなくて。その時にはじめにやってた参考書が大事だったと気付きました。

だから、一度問題を解いてみてどれぐらい解けるのかを知ることは大切だと思います。例えば有機化学なら「この反応覚えて意味あるん…?」って思ったものが問題集に出ていて「うわ、解法カードでやったやつやん…!」ってなりました。(笑)

 

そうやって自分で必要性を感じたときにちゃんとやろうって思えたりするので、最初から意味があるのかなとかこっちのほうがいいんちゃうかなとか考えず、素直に取り組んでみて、足りないと気づいたらしっかりやるとかのほうがいいと思います。

 

 

────受験勉強の途中、大変だったことや苦労したことはなんですか?また、それをどのように乗り越えましたか?

もともと近大志望だったのに、順調に伸びていったことから、家族にも勧められたこともあって途中から関大も目指してみよう。となったことです。

近大の方は第一志望で気持ちも入っていたこともあって、自分の中でもすごい集中力で受験勉強に向かえましたが、先に合格が決まったこともあって、次は関大のために勉強しないとってなったときに「近大合格したし、別に行きたいわけじゃないしな・・」ってなりました。関大は勧められたからちょっとやってみるかぐらいだったので。

 

そこはうまく切り替えができなかったなと感じます。やっぱり、自分の中で強い気持ちがあるかどうかなので。
近大より関大のほうがいいから、みたいな理由ではとても受験は通用しないと思います。

 

受験を乗り越えられたのはやっぱり周りに宣言したり、家族や先生や友達に「頑張って!」とか「お前なら行ける!」って言ってもらえたことがあったからです。

 

あと科目の比重に気持ち的に苦労しました。好きだしやりたいのは数学、でも伸ばさないといけないのは英語だったので…。

 

内容は数学は青チャートの1周目がめっちゃしんどかったです。最初はできなさすぎて(笑)

でも、最初は分からなかった問題が、1周目で蓄えた知識で2周目、3周目で解けるようになって「面白い」と感じるようになりました。

わかることを目的にしたらダメって言われてたんですけど、やっていくうちにその意味がわかった感じですね。
先生の言うとおりにちゃんとやっていたらできるようになる、って感覚がつかめたらしんどさはなくなりました。

 

英語は、アールディムで最初にやった英語構文ですね。
これ覚えてどうなるのって最初は思っていたんですがあれはマジで最強です(笑)

 

できることが増えていくと「あ、コレやったな〜」っていうのがたくさん出てきて、面白い・できるって感じることがさらにモチベーションになったので、苦労したのはやっぱり初期のできなかった時ですね。

 

 

 

────勉強環境の面で何か工夫していたことはありますか?

1日の勉強が終わったときにもう次の日にやる参考書をページまで開いて机にセットしておくことです。そうすれば次の日嫌でも目に入るので。

その日が終わったら明日のことを考えるっていうのはアールディムでも必須でしたが、それがあったことで翌日の気分で破れないというか。

 

決めた以上は無視れない、って感じですかね。決めてないと眠かったり、ちょっと遊んでから・・・とかそのときの気分に負けてしまうと思います。

セットしておくと、翌日帰ったらもう今日やるページが開かれているので「よし今日はここからやな」って思えました。

 

場所については、家でやったり図書館でやったこともありましたが、家でやれるならどこかに行かなくても移動時間を勉強に使えるし、自習室に来た方が集中してやるなら来たらいいし、正直どっちでもいいと思います。

ただ、塾に来たらやれることは間違いないので家じゃやらないって言う人はとりあえず来てしまうべきだと思います。時間を無駄にすることが一番ダメです。

 

あと、塾でも図書館もそうですが、ある程度周りの目があることで「見られてるかも」っていう意識になってスマホとか触らなくなります。

 

 

────大学受験でアールディムがお役に立てたことはどんなところですか?

やっぱり先生の存在です。

先生と一緒に考えて決めたプランを破るワケにはいかないと思っていました。先生がいたから「あ、今日の分やってない。やらないと。」って使命感にもつながりました。

先生たちは一度大学受験を経験しているから、そう言う人たちが言うことなら説得力もあるし信頼もできるから抵抗なくプランをこなせてました。

 

余計な解説はなくて、でも自分がなぜこれが必要なのか?どう使うのか?という疑問には詳しく答えてくれたことで、納得しながら安心して進むことができました。

特に化学の構造式に関することはすごくて、それは自分の中ですごく大きかったですね。

模試でも毎回確実に伸びたのでこれはいけるって感じていました。

 

あと日誌にコメントをびっしり毎日返してもらったことです。
正直めんどくさくてちゃんと書けなかったときもあったんですが、こんなに書いてくれんの!?みたいにコメントが書かれていて(笑)

 

やっぱりそういう1つ1つに、自分もちゃんとやらなあかんなって気持ちになりました。

勉強のことだけじゃなくて、目標に対する気持ちとか過ごし方とか、そういうことを考えてちゃんとやらないとなって思えました。

 

 

────現在第一志望の大学で実際にどんな大学生活を送っていますか?また、どんなことに充実感を得ますか?

高校は大体同じぐらいのレベルの人が揃うのに対して大学はいろんな人に出会えるのですごく良いですね。

 

質問をしたらとても博識で例えが面白くて、予想しない答えが返ってくることもとても楽しいです。勉強頑張ったからこそ言えるようなちょっと賢いジョークが言い合えることも「求めてたやつや!」ってなりましたね(笑)

高校の時は勉強頑張っている人があまり多くなかったから結構浮いてて・・・でも近大に入ったら真面目に勉強している人がたくさんいてそこから刺激をもらえます。

 

あとは学びたいことを学べていることがやっぱり大きいです。

高校の授業で「この公式を覚えろ!」って言われてなんとなく覚えていたものも大学の講義で出てきたときに「だからこうなるのか」って分かるのも面白いです。

 

ちなみに、大学で遊べるっていうのはウソです。
理系は毎週のように実験やレポートがあって全然遊べません。忙しいです(笑)

 

 

────大学生活を送る上でのこれからの目標を教えてください。

自分の専門分野の研究所に進むためにこのまま勉強を頑張りたいですね。

あとは目標である教員になるために理科の教員免許を取ることです。毎日のようにレポートや課題、実験などがありますが両立したいです。

 

 

────最後に、これから大学受験をする後輩や、勉強をしようと思っているけどなかなか行動できないと悩んでいる人にアドバイスをするとしたらどんなことですか?

まずは1日の目標を作ることです。達成したらひとつずつ消していくことで「ひとつも残らないようにしよう!」となってモチベーションが上がるのでおすすめです。

 

あとは、アールディムで教わった暗記法が良かったです。覚えっぱなしややりっぱなしは絶対にダメなので復習のタイミングを適切に設定して何度も繰り返す、想起させるっていうあのやり方はマジで良いと思います。

 

もうひとつは赤本を早くに買って見えるところにいつでも置いておくことですね。毎日見えるから「頑張らないと」ってなるんじゃないかなって思います。

 

 

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