海外でフィールドワークや子供たちへのボランティアがしたい
◆箕面高校 佐藤凌雲くん◆
関西学院大学 教育学部合格
────見事第一志望への大学への合格おめでとうございます!合格が決まった瞬間の気持ちはいかがでしたか?
まず…実感が無いです。これから何をしようかな…って考えているところです。
嬉しい気持ちより合格が決まってホッとした方が大きかったですね。
────入塾当初から関西学院大学が第一志望と決まっていましたが、第一志望にしたのはどんなところからでしょうか?
大学名よりも学部や学科で学べる事を重視していました。なので関関同立の中で自分がやりたいことが出来る学部・学科を探してリストアップしてめちゃくちゃリサーチしました。そしたら関西学院大学がいちばん合っていたのでここを第一志望にしました。
はじめは総合政策学部にしようと思っていたんですけど、アールディムの先生も大学の授業内容をホームページで一緒に見ながら僕のやりたい事が学べる学部を探してくれて、そこで人間福祉学部や教育学部でもやりたい事が出来ると知りました。
海外でフィールドワークをしてみたいっていうのは最初から決まっていて、海外の子どもたちへのボランティア活動や現地でのフィールドワークが出来るので最終的に教育学部を選びました。
教育学部=先生になるっていうイメージだったんですが、先生になるわけじゃなくてもコースによって学ぶ事が違うと分かりました。
────アールディムに入った時期と、どうしてアールディムを選んだのかを教えてください
高2の2学期に入りました。もともとアールディムに入る前に別の塾に通っていました。きっかけは高1のときに成績が急に落ちてこのままじゃマズイと思ったことです。
そこも授業がなくて自分で勉強する感じのところだったんですけど、ただ、そこは悪く言えば放置って感じで(笑)
アールディムは授業がなくて自分で勉強を進めていくスタイルなのは同じだけど、テスト前に何をやったらいいのかの計画や目標立てを一緒に考えてくれたりとかのいろんなサポートがあるところが良いなと感じたので。
アールディムに入る前に講義式の集団塾にも体験に行ったんですけど、そこでテストと模試の成績を見せたら「今の成績では関関同立は難しい」と言われてしまって・・・
あとは分かることまで解説があってみんなで一緒に進むスタイルは自分には合っていませんでした。だから自分にとって最適な環境さえ整えば成績は上がるし、そこに講義や解説はいらないことにも気がつきました。
────アールディムは学校や一般的な塾・予備校とは違いますが、授業をしない塾、と聞いて不安などはなかったですか?
入った時は高2で定期テストでも点数を取りたかったから受験勉強との両立が出来るかなってちょっと思ったんですけど、計画に沿って自分でやるべきことをどんどん進めていけたので不安などは特に無かったです。
────アールディムに入って、自分の勉強のしかたや勉強への姿勢などは以前とどのように変わりましたか?
教材ひとつでもただやればいいわけじゃなくて適切な使い方や取り組み方があることを知りました。大島先生に最初に古典の教材で正しいやり方を教わって点数が取れるようになったことは今でも覚えています。
あとはアールディムで正しい暗記の方法を教えてもらってからはそのやり方でやったら世界史なども効率よく覚えられるようになりました。
────やろうとは思っていても気持ちが上がらないという高校生が最近特に多いですが、受験勉強に対するモチベーションアップはどのように工夫していましたか?
部活があるうちは部活が終わったら直接塾に来たら気持ち的にラクでした。一度家に帰って一息ついてしまったらまた外に出るのがイヤになってしまうので。
あとは前の日に立てた目標を思い出したら「やらないと」って気持ちになっていました。サボってしまったらプランがどんどん溜まっていってやり切るのが大変になってしまうので、あとから急に危機感が出てきて集中できたりもしました。
────第一志望合格を達成できたのは「高3になってからでいいや」とならずに2年生のうちからずっと努力を続けてきた賜物だと思いますが、なぜそこまで努力できたのでしょうか?
高1の最初はテスト前になったら友達と放課後残って一緒に勉強していたんですけど、やっぱり喋ってしまって、やってるようで全然集中してなくて。
だからテストの点もあまり良くなかったです。
一人で勉強する環境ができたことですごくはかどってテストの点数も上がりました。それがうれしかったので「この結果を維持したい!」と思うようになって。
一回ちゃんとやってみたら上手くいったことでそれがモチベーションになりました。
────受験勉強の中で、家族など周りの人はどのように関わってくれましたか?また、周りの人に対してどのような気持ちで勉強していましたか?
周りに対しての気持ちは、アールディムでやっているリフレクションが感謝の気持ちを持つキッカケになりました。
「今日の感謝」のところでいつも真っ先に浮かぶのは母が毎日お弁当や食事をつくってくれているところや勉強するように声かけをしてくれたことで、その時に「自分はこんなに支えられているんだなぁ。」と感じました。
母は「勉強やってんの⁉️」みたいな感じのことを割と言うほうで、言われた時はちょっとムカッとしたけど成功した時に振り返ってみたら実は母の言葉が勉強するキッカケになっていましたし、あとから思えばありがたいことだったです。
普段生活してて感謝の気持ちを意識することってあまり無いじゃないですか。リフレクションが家族とかに対しての感謝を意識して勉強できるキッカケになりました。
────私たちが役に立てたことはどんなところでしょうか?
他の塾や予備校はテスト前も関係なく授業が進んだりするけど、アールディムは学校のテストもしっかり頑張って点数を取りたいし受験勉強とも両立させたいという僕の希望に合った進め方をしてくれたところです。
テスト2週間前ぐらいから受験勉強をやりつつテストのための勉強の時間が多いプランにしてくれて、テストが終わったら受験勉強の時間も元に戻して…のような感じにしてくれたので両方やれていました。
学校のテストでは、勉強しているのに世界史の点数が良くなくて困ってたんですけど、先生が内容と準備すべきことを一緒に分析してくれて、それをやり込むようにしてみたら点数が上がってうれしかったです。
自分のするべきことに100%時間を使えたことで、数Ⅱのテストで100点を取れたときはうれしかったですね。
受験勉強に関してはアプリを使って管理ができるのは身近だし便利でした。ただプランを入れるだけじゃなくて振り返りもできたし復習のタイミングまで自動で設定できるのでやりやすかったです。
あとはリアトレ(Realize Training)や入試分析会です。
勉強するだけじゃなくてこういう機会のもあってモチベーションが上がりました。
リアトレは普段はしゃべる機会がない人の意見を聞いて正解のないことについてみんなで考えてひとつの結論にたどりつくのが面白かったし、入試分析会では志望校に合格するためにどれぐらい勉強量が必要なのかやどこを目指していけばよいのかが分かって、今のペースでは間に合わないと気づくきっかけになりました。
────アールディムでの1年を振り返って、学力や人として自分が成長したと感じるところをできるだけ多く教えてください!
アールディムに入る前までも勉強は頑張っていたけど計画性があんまりなくてその日の気分で何をするかを決めていたりしました。
でも入ってからは1つの参考書をやり切ってできるようにするにはどれぐらい時間がかかるかを考えるようになって、いつまでにこの参考書を完成させるかを決めたから目標を追いかけるようになったことは成長だし、数Ⅱで100点を取ったこともこれができるようになったからだと思います。
この塾じゃなかったら計画立てて進めていく習慣ができなかったので、将来的に必要になってくるこの能力が身についたことは大きかったです。
────最後に、これから大学受験を目指す人や、いまの高1・高2生にアドバイスをするならどんなことでしょうか?
部活はやったほうがいいと思います。高3になってからは受験勉強と学校の勉強と部活ですごい大変で忙しかったけど毎日楽しくて3年間充実していました。部活をやっていて時間がなかったからこそ帰ってきたら「勉強しないと」って思ってやっていました。
勉強したいから途中で部活をやめる人もいましたが、それはそれでひとつの考え方だから人それぞれで良いと思います。とにかくやってみようと思ったことは一度やってみるべきだとは思います。
部活をしている人は、部活が終わったらしんどくて集中できなかったらだめなので仮眠を取るのも大事かなと思います。勉強しようとしているのに眠くてただ長時間座ってるだけになってももったいないので勉強前にちゃんと状態を整えておいたほうがしっかりやれます。
学校でも授業の終わりに机の上の消しカスが残っていないように状態を整えていました。移動教室で別のクラスの人の席についたらたまに消しカスが残っていたことがあって…。そういうのを見ると自分は気持ち的にちょっと下がってしまうので他の人が自分の席を使うときには気持ちよく授業が受けられるようにしていました。環境を整えたら気持ちをつくることができます。
そして塾でやるべきことを決めて、それが全部終わるまでは絶対帰らないようにしたら帰り道の気持ちが全然違います。
全部終わってやり残しが無い状態で帰ると、自転車で坂道をシャーって下っている時に「遅くまで頑張ったなぁ」と達成感と爽快感がありました(笑)
学校のテスト勉強でも受験勉強でも自分でやると決めたことはたとえ遅くなってもその日じゅうに必ずやり切ることが大切だと思います。